到達圏マップ「どこ住む?」 到達圏マップ「どこ泊まる?」

到達圏マップ「どこ住む?」 到達圏マップ「どこ泊まる?」 使い方マニュアル

~ 通勤・通学先などの任意の地点から通える範囲を可視化 ~ ~ 出張・旅行先などの任意の地点から泊まれる範囲を可視化 ~

1. まずは3ステップで使う

家を探す(どこ住む?)」モードでは、通勤先・通学先・実家・保育園・よく行く場所などの目的地から60分以内で移動可能なエリアで住む家を探せます。

ホテルを探す(どこ泊まる?)」モードでは、学会・会議場・イベント会場・観光地・出張先・空港などの目的地から60分以内で移動可能なエリアで宿泊するホテルを探せます。

細かい設定は後回しでも大丈夫。まずはこの 3 ステップで使ってみてください。

  1. 目的地を指定:地図クリック、または住所・施設名で検索(職場・学校・実家・保育園・よく行く場所など)
  2. 目的地を指定:地図クリック、または住所・施設名で検索(学会・会議場・イベント会場・観光地・出張先・空港など)
  3. 「おすすめエリアを表示」を押す:色付きエリアが地図に描画されます
  4. 色付きエリアを確認:気になる範囲なら「エリア内の駅を見る」から物件検索(Yahoo!不動産の 5 ジャンル)へ
  5. 色付きエリアを確認:気になる範囲なら「エリア内の駅を見る」からホテル検索(楽天トラベルほか 5 サイト)へ
色の見方: 青=15分以内 緑=30分以内 黄=45分以内 橙=60分以内
到達圏マップ 描画後の画面(物件検索)
東京駅を目的地に指定して描画した結果
到達圏マップ 描画後の画面(ホテル検索)
東京駅を目的地に指定して描画した結果
おすすめの使い方
  • まずは目的地を1つだけ指定して、30分・45分・60分の広がりを見る
  • 候補が広すぎる場合は 30 分以内だけにチェックを残して絞る
  • 複数の目的地(家族の職場・学校、夫婦の通勤先など)を追加して共通エリアを見る
  • 複数の目的地(出張先と観光地、会議場と空港など)を追加して共通エリアを見る
  • 気になる駅が出たら、駅一覧から検索へ
    • 賃貸/新築マンション/中古マンション/中古戸建/土地(Yahoo!不動産)
    • 楽天トラベル/じゃらん/Yahoo!トラベル/Booking.com/一休

2. このツールでできること

「どこ住む?マップ」は、指定した地点(職場・学校・実家・保育園・よく行く場所など)から 公共交通+徒歩で N 分以内に通える範囲 を地図上にカラフルな色分けで可視化するツールです。

「どこ泊まる?マップ」は、指定した地点(学会・会議場・イベント会場・観光地・出張先・空港など)から 公共交通+徒歩で N 分以内で移動可能な範囲 を地図上にカラフルな色分けで可視化するツールです。

経路検索ではなく「候補エリアを見つける」用途のツールです。実際の所要時間は時刻表・徒歩速度・天候等によります。

3. 基本操作

PC では画面左のサイドバーから、モバイルでは左上の ボタンを押して開いたメニューから操作します(詳細は第 8 章)。

3.1 地域を選ぶ

サイドバー上部の「地域」プルダウンで切り替え。

地域を切り替えると、目的地・描画エリアはクリアされます。

3.2 目的地を指定する

最大 5 つまで指定できます。指定方法は 3 通り。

3.2.1 地図クリック

地図の任意の地点をクリック → 選択中の目的地スロットに座標が登録されます。

3.2.2 検索ボックス

サイドバーの「住所・名称などを入力」欄に住所、施設名、駅名などを入力 →「検索」ボタン。候補が複数出ると一覧表示、クリックで登録。

3.2.3 「+ 目的地を追加」ボタン

2 つ目以降の目的地を追加するときに使います(複数地点での共通エリア検索)。詳しくは第 6 章「複数地点で探す」を参照。

既存拠点の操作

エリア表示中のタップ確認

おすすめエリアが地図に表示されている状態で別の場所をタップすると、誤操作防止のため 小さな確認ポップアップが表示されます:

目的地移動の確認ポップアップ
エリア表示中に別の場所をタップすると確認ポップアップが出る

「+ 目的地を追加」直後の場合は「追加」ボタンに切り替わります。キャンセルすると操作は無視されます。

3.3 移動手段を選ぶ

ラジオボタンで以下から 1 つだけ選択:

用途的に「徒歩のみ」モードはありません。電車・バスを選んだ場合でも、駅・停留所への徒歩は自動的に含まれます。

3.4 到達時間の表示を切り替える

「到達時間(分)」のチェックボックスで、各時間帯のエリアを ON/OFF できます。

時間
15分以内
30分以内
45分以内
60分以内

描画時は常に 4 時間帯すべて取得します。チェックボックスは表示の ON/OFF だけなので、再描画なしで瞬時に切り替わります。

3.5 スパイク補正(精度オプション)

エリアの輪郭の「不自然な飛び出し(スパイク)」を、経路探索サーバに再確認させて削減するオプション。

3.6 おすすめエリアを描画する

サイドバーの おすすめエリアを表示 ボタンをクリック。

描画完了後は「おすすめエリアを表示」ボタンが自動的に隠れ、代わりに エリア内の駅を見る と「Googleマイマップデータを出力」が表示されます。

3.7 結果を変更する

以下を変更すると、表示中のエリアは 自動的に消去 されます(再描画が必要):

空きスロットの削除(「+目的地を追加」直後に × で消す)は、まだ座標が登録されていないのでエリア表示は消えません

3.8 結果のクリア・リセット

4. 結果の見方

描画完了後の地図と画面要素の意味を解説します。

色の見方: 青=15分以内 緑=30分以内 黄=45分以内 橙=60分以内

4.1 色付きエリア

目的地から各時間内で到達できる範囲が、4 段階の色で重なって表示されます。内側ほど短時間(青:15分以内)、外側ほど長時間(橙:60分以内)です。

4.2 凡例

地図右下に色と時間の対応表が常時表示されます。スクロールしてもついてくるので、迷ったらこちらを確認してください。

地図右下の凡例
地図右下に常時表示される凡例

4.3 目的地ピン

指定した拠点の位置に色付きピン(拠点 1=青、拠点 2=橙、拠点 3=赤、拠点 4=紫、拠点 5=緑)が立ちます。

4.4 描画後に表示される追加ボタン

描画が完了すると、サイドバーに以下のボタンが追加で表示されます:

4.5 ステータス・利用回数

サイドバー下部に現在の状態(描画中/完了/エラー等)と、累計利用回数が表示されます。

4.6 地図上で右クリック(スマホは長押し)→ Google マップで経路を確認

目的地(拠点)を 1 つ以上指定した状態で、地図上の任意の場所を PC では右クリック、スマホ・タブレットでは長押し(指を離さず 1 秒程度キープ) すると、その地点から各目的地への Google マップ経路検索を別タブで開けるメニューが表示されます。色付きエリアの中に気になる駅や物件・ホテル候補が見つかったとき、実際の所要時間や経路を Google マップで素早く確認できます。

使い方の例:30 分以内の青エリア内で気になる駅が見つかったら、その駅の上で右クリック →「目的地までの経路」を押せば、Google マップで実際のダイヤに基づいた経路と所要時間が確認できます。本ツールの到達時間との誤差(5〜10 分程度)の検証にも使えます。

5. 駅一覧・物件検索

5. 駅一覧・ホテル検索

URL: app.html(「エリア内の駅を見る」から自動で別タブに開く)

地図画面(/house/)の「エリア内の駅を見る」から開く、物件検索向けの駅一覧画面です。各駅から Yahoo!不動産で 5 ジャンルの物件検索ができます。

地図画面(/hotel/)の「エリア内の駅を見る」から開く、ホテル検索向けの駅一覧画面です。各駅から楽天トラベルなど 5 サイトのホテル検索ができ、楽天件数取得機能も使えます。

★お気に入り・メモ・スナップショットは、家を探すモードとホテルを探すモードで別管理です(保存されるストレージのキーが分かれています)。同じ駅でも、異なるモード間で★・メモは引き継がれません。

駅一覧画面でできること
  • 通える/泊まれる範囲にある駅を、時間帯別に確認する
  • 駅名・路線・★で絞り込む
  • 到達時間順/平均時間順/路線数順で並び替える
  • 気になる駅に★を付け、メモや URL を残す
  • 検索条件をスナップショットとして保存し、あとで復元する
  • 各駅から Yahoo!不動産の物件検索(5 ジャンル)を開く
  • 各駅から楽天トラベルなど 5 サイトのホテル検索を開く

5.1 画面の構成

上から順に:

  1. 検索条件パネル :物件検索の詳細条件(5 ジャンル別アコーディオン) :ホテル検索の条件(チェックイン日・泊数・人数・予算上限・駅徒歩。「ホテルのみ(カプセル除外)」「駅順取得モード」「🔍 楽天件数を取得」ボタン)
  2. 絞り込み・並び替えバー (駅名 / 路線 / 並び替え / ★のみ / クリア) (駅名 / 路線 / 並び替え / ★のみ / 楽天0件除外 / クリア)
  3. スナップショット行(💾 保存 / 📋 読み込み / 🗑️ ★/メモを全削除 / 📄 結果をHTML出力 / 件数表示 / 🗺️ 地図で見る)
  4. 時間帯別の駅リスト(15分以内 / 30分以内 / 45分以内 / 60分以内)。並び替えで「平均時間順」「路線数順」を選ぶとグループ解除のフラットリストに切替

各駅の行は左から:(お気に入り)/駅名📍(クリックで Google マップ表示)/路線名到達時間5 ジャンルの物件検索ボタン5 サイトのホテル検索ボタン「📝メモ」ボタン の構成です。

駅一覧画面の上部(物件モード)
駅一覧画面(物件モード)
駅一覧画面の上部(ホテルモード)
駅一覧画面(ホテルモード)

5.2 検索ボタン

5 ジャンルの物件検索ボタン

各駅の右側に 5 つのカラフルなボタンが並びます。クリックすると Yahoo!不動産で該当駅の物件一覧が新しいタブで開きます。

ボタンジャンル
賃貸賃貸住宅
新築M新築分譲マンション
中古M中古マンション
中古戸建中古一戸建て
土地土地

5 サイトのホテル検索ボタン

各駅の右側に 5 つのボタンが並びます。クリックすると各サイトで該当駅周辺のホテル検索が新しいタブで開きます。

  • 楽天:楽天トラベル(リアルタイム件数表示・空室検索対応)
  • じゃらん:じゃらん.net
  • Yahoo:Yahoo!トラベル
  • Booking:Booking.com
  • 一休:一休.com

「🔍 楽天件数を取得」ボタンを押すと、表示中の各駅の楽天件数(駅徒歩内のホテル数)がボタン横に表示されます(例:「楽天 (12)」)。件数取得済みの駅は、楽天ボタンクリックで 空室検索画面(日付・人数・予算が反映済み)に直接ジャンプします。

駅一覧の 5 サイトボタン(ホテルモード)
ホテルモードの 5 サイトボタン(楽天件数取得後の表示)

5.3 絞り込み・並び替え

PC では 1 行に収まるよう詰めて配置されています(スマホでは折り返して複数行表示)。

駅名と路線の両方を指定すると AND 検索(両方を満たす駅だけ表示)。1 件もマッチしない時間帯は見出しごと非表示になります。件数表示(例:「目的地1地点 / 245駅(全904駅)」)はバーの 1 行下、スナップショット行の右端に出ます。

駅一覧の絞り込みバー
絞り込み・並び替えバー(ホテルモードでは「楽天0件除外」が追加表示される)

5.4 検索条件パネル

5 ジャンル別アコーディオン

5 ジャンル別に独立した条件設定。タイトルクリックで開閉(同時に開けるのは 1 つ)。

詳細条件アコーディオン(賃貸住宅を展開)
「賃貸住宅」アコーディオンを展開した状態。通勤合計時間/駅徒歩/築年数/賃料上限/専有面積下限/間取りを設定可能

ジャンル別の設定可能項目

条件賃貸中古M新築M中古戸建土地
通勤合計時間
駅徒歩×
築年数××
賃料上限××××
価格上限×
専有面積下限×××
間取り×××
土地面積下限/上限××××

通勤合計時間を設定すると、駅ごとに徒歩時間が自動調整されます(例:合計 30 分・駅まで 20 分 → 駅徒歩 10 分以内で検索)。

各ジャンルの設定はブラウザに自動保存され、次回以降の訪問時もそのまま使えます。

ホテル検索の条件

1 つのパネルに以下の条件を入力します。設定はブラウザに自動保存されます。

  • チェックイン日(デフォルト:翌日)
  • 泊数(1〜14泊)
  • 大人人数(1〜4人)
  • 予算上限/泊(任意)
  • 駅徒歩(楽天件数取得時の半径に反映、5〜30分または指定なし)
  • ホテルのみ(カプセル・ゲストハウス・旅館を除外):カプセル系・旅館・ホステル等をフィルタ。デフォルト ON
  • 駅順取得モード:楽天件数取得を「駅単位で順次」実行(OFF 時は駅数と分布から自動で最適モードを選択)
  • 🔍 楽天件数を取得ボタン:表示中の駅の楽天ホテル件数を取得。取得中は⏹ 件数取得を停止に変化(途中停止可)
  • 🔄 条件をリセットボタン(パネル右上):全条件をデフォルトに戻す
ホテル検索の条件パネル
ホテル検索の条件パネル(チェックイン日・泊数・人数・予算上限・駅徒歩・ホテルのみ・駅順取得モード・楽天件数取得ボタン)

5.5 並び替え

絞り込みバーの「並び替え」セレクトで切り替えられます。

選択肢並び順グループ化
到達時間順(標準)各駅の最大到達時間が短い順 → 平均時間 → 駅名15分以内 / 30分以内 / 45分以内 / 60分以内 で見出し付きグループ表示
平均時間順平均到達時間が短い順 → 最大時間 → 駅名解除(フラットリスト)
路線数順その駅が含まれる路線数が多い順 → 最大時間 → 駅名解除(フラットリスト)

複数地点で探している時は到達時間順(標準)がおすすめです。「全地点から見て一番遠いところまでの時間」が短い駅が先頭に来るので、バランスのとれた候補駅を見つけやすくなります。
「家族トータルの通勤時間が短い駅が知りたい」なら平均時間順、「乗り換えやすいターミナル駅優先」なら路線数順が便利。

5.6 お気に入り(★)とメモ

気になる駅に印を付けたり自由メモを残したりできます。引越し検討や旅行計画は数日〜数ヶ月続くことが多いので、セッションをまたいで残せる仕様になっています。

家を探すモードとホテルを探すモードで別管理です。物件モードで付けた★は物件モードの駅一覧でのみ表示されます。メモも同様です。

家を探すモードとホテルを探すモードで別管理です。ホテルモードで付けた★はホテルモードの駅一覧でのみ表示されます。メモも同様です。

お気に入り(★)

メモ

★お気に入りとメモプレビューの表示例(物件検索)
★ で気になる駅をマーク、メモにはテキストや URL を保存可能(URL は自動でクリックリンクに)
★お気に入りとメモプレビューの表示例(ホテル検索)
★ で気になる駅をマーク、メモにはテキストや URL を保存可能(URL は自動でクリックリンクに)
メモ編集モード(物件検索)
「📝メモ」ボタンをクリックすると編集モード(黄色ハイライト)。改行も保存・プレビュー反映される
メモ編集モード(ホテル検索)
「📝メモ」ボタンをクリックすると編集モード(黄色ハイライト)。改行も保存・プレビュー反映される

メモに http:// または https:// から始まる URL を書くと、プレビューで自動的にクリック可能なリンクになります(別タブで開きます)。
Yahoo!不動産・SUUMO・HOME'S 等の物件 URL を貼っておけば、後で「あの駅で気になっていた物件」をすぐ開けます。予約済みホテルや楽天プラン URL を貼っておけば、後で「あの駅で気になっていたホテル」をすぐ開けます。
改行もそのままプレビューに反映されます。

★ / メモを全削除する

検討が完了したり、まっさらに戻したいときは、スナップショット行の 「🗑️ ★/メモを全削除」 ボタンを使います。現在のモードの★・メモが一括クリアされます。保存済みのスナップショットは消えません。

★・メモ・スナップショットはお使いのブラウザ内に保存されます。別の端末・別のブラウザでは引き継がれません。シークレット/プライベートウィンドウでは保存されません。ブラウザの「サイトデータ削除」「履歴クリア」でまとめて消えることがあります。長期にわたって残したい情報は、必要に応じて別の場所(メモ帳・スプレッドシート等)にもコピーしておくと安心です。

5.7 スナップショット(駅一覧の保存と読み込み)

「夫婦の通勤シナリオ」「子供の学校シナリオ」「沖縄出張プラン」など、検索条件を変えても過去の駅一覧結果を呼び戻せる機能です。

家を探すモードとホテルを探すモードで別リストです。物件モードで保存したスナップショットは物件モードの「📋 読み込み」一覧にのみ表示されます。

家を探すモードとホテルを探すモードで別リストです。ホテルモードで保存したスナップショットはホテルモードの「📋 読み込み」一覧にのみ表示されます。

保存

読み込み

スナップショット保存・読み込みパネル(物件検索)
「💾 保存」と「📋 読み込み」。読み込みパネルから過去の駅一覧をワンクリックで復元
スナップショット保存・読み込みパネル(ホテル検索)
「💾 保存」と「📋 読み込み」。読み込みパネルから過去の駅一覧をワンクリックで復元

復元時の挙動

活用例

5.8 駅一覧から地図に戻る(🗺️ 地図で見る)

スナップショット行の右端、件数表示の隣に出る 「🗺️ 地図で見る」 リンクから、現在の駅一覧の元になった地図ビューを別タブで開くことができます。リンク先は /house/ です。

スナップショット行の右端、件数表示の隣に出る 「🗺️ 地図で見る」 リンクから、現在の駅一覧の元になった地図ビューを別タブで開くことができます。リンク先は /hotel/ です。

クリックすると別タブで地図ページが開き、保存されていた目的地・移動手段・到達時間チェックが復元され、自動でポリゴンが再描画されます(経路探索サーバに再問い合わせ。30秒〜1分の待ち時間が発生)。
ダイヤ改正等で経路探索サーバのデータが更新されている場合、保存時と微妙に違うポリゴンになる可能性があります。

5.9 駅一覧を共有用HTMLファイルに出力する(📄 結果をHTML出力)

スナップショット行の 「📄 結果をHTML出力」 ボタンを押すと、いま表示している駅一覧を 1 つの HTML ファイルとして保存(ダウンロード)できます。家族・同僚など他の人に検討結果を渡したいときに使います。

出力されるファイルの内容

駅一覧を書き出したHTMLファイルの表示例(物件モード)
書き出したHTMLファイルの表示例(物件モード)。検索条件ヘッダー・各駅の物件検索リンク・メモがそのまま入る
駅一覧を書き出したHTMLファイルの表示例(ホテルモード)
書き出したHTMLファイルの表示例(ホテルモード)。
この例は並び順を「楽天候補件数順」にした状態です。表示中の並び順・絞り込みもそのまま書き出されます。

受け取った人の使い方

楽天の候補件数は、先に「🔍 楽天件数を取得」で取得済みの駅についてのみファイルに反映されます。未取得の駅は件数が空欄になります。

.html ファイルはメールに添付すると、一部のメールサービスが警戒して開きにくくなることがあります。その場合は zip にまとめる、Google ドライブ等のクラウド経由で渡す、などをお試しください。
「🗺️ 地図で見る」リンクの URL は出力した時点のアドレスになります。共有用に出力するときは本番サイト(公開 URL)で操作してください。

6. 複数地点で探す

共働き夫婦や家族の引越し検討など、複数の通勤先・通学先から共通でおすすめエリアを探したい場面に使います。

旅行や出張で複数のスポット(観光地・会議場・取引先など)を巡る場合に、すべての目的地から共通でおすすめエリアを探して、拠点となるホテルを決める場面に使います。

6.1 基本の流れ

  1. 1 人目(または 1 つ目)の場所を地図クリックまたは検索で指定
  2. 「+ 目的地を追加」 ボタンを押す
  3. 「目的地 2」の空きスロットが用意される
  4. 地図クリックまたは検索で 2 人目の場所を指定
  5. 必要なら「+ 目的地を追加」を繰り返して、最大 5 拠点まで追加
  6. 「おすすめエリアを表示」を押す

複数地点を指定すると、「すべての地点から N 分以内」の共通エリアだけが描画されます。

複数地点での共通エリア表示(物件検索)
2 つの目的地から共通で行ける範囲(重なり部分のみ)が表示される
複数地点での共通エリア表示(ホテル検索)
2 つの目的地から共通で行ける範囲(重なり部分のみ)が表示される

6.2 拠点を選び直す・削除する

6.3 こんな場合に使う

拠点が増えるほど共通エリアは狭くなります。1 拠点でほどよく広いエリアを確認してから 1 つずつ追加して候補を絞るのがおすすめ。

7. 共有・Googleマイマップ出力

このツールには「保存」「共有」「出力」の手段が複数あります。目的別に使い分けてください。

やりたいこと使う機能備考
あとで自分で見返すスナップショット保存(駅一覧画面 💾)同じブラウザでのみ。最大10件。5.7
気になる駅を残す★・メモ(駅一覧画面)同じブラウザでのみ。5.6
他の人に検索条件を送るURL共有(地図画面「結果を共有」)★・メモ・スナップショットは含まれない。7.1
地図として保存・編集するGoogle マイマップ出力(KML)ストリートビュー連動・自分のピン追加・他人と共有が可能。7.2

7.1 URL でそのまま共有

サイドバーの「結果を共有」ボタンをクリック → URL がクリップボードにコピーされます。

共有URL に含まれるのは「目的地・移動手段・到達時間」などの検索条件のみです。★・メモ・スナップショットは自分のブラウザに保存される個人情報なので、共有相手には引き継がれません(家族で同じ条件のエリアを見るには使えますが、メモ・★まで共有したい場合は別途スクリーンショットや本文転記等で対応してください)。

7.2 Google マイマップへエクスポート(KML)

描画完了後、サイドバーの「📍 Googleマイマップデータを出力」をクリック → KML ファイルがダウンロードされます。

Google マイマップへの取り込み手順

  1. https://www.google.com/mymaps/ にアクセス(Google アカウントが必要)。初回は「Creating a MyMaps map…」のダイアログが出るので「CREATE」を押し、左上の「+ 新しい地図を作成」をクリック
    Google マイマップのトップ画面
    Google マイマップ初回アクセス時のダイアログ。「CREATE」→ 左上の「+ 新しい地図を作成」
  2. 新規マップが開いたら、レイヤーパネルの「インポート」をクリック
    新規マップ画面の「インポート」
    左上のレイヤーパネル内「インポート」リンクをクリック
  3. ファイル選択ダイアログでダウンロードした .kml を選択(ドラッグ&ドロップでも可)
    ファイル選択ダイアログ
    「インポートするファイルの選択」ダイアログ。KML をドラッグするか「参照」から指定
  4. レイヤーが追加され、到達圏のエリアと駅ピンが地図上に表示される
    KML 取り込み後のマイマップ
    到達圏エリア + 駅ピンが取り込まれた状態。左パネルに駅一覧と時間帯別レイヤーが並ぶ

マイマップに取り込まれる内容

マイマップでできるようになること

8. 画面構成(PC・モバイル)

8.1 PC 版

左側にサイドバー、右側に地図というシンプルな 2 カラム構成です。

PC 版の初期画面(物件検索)
PC 版・初期画面(拠点未指定)
PC 版の初期画面(ホテル検索)
PC 版・初期画面(拠点未指定)

8.2 モバイル版

サイドバーは隠れ、地図が全画面表示。

モバイル版の初期画面(物件検索)
モバイル版・初期画面(左上 ≡ ボタンと左下アクションカードが常時表示)
モバイル版の初期画面(ホテル検索)
モバイル版・初期画面(左上 ≡ ボタンと左下アクションカードが常時表示)
モバイル版・サイドバー展開(物件検索)
≡ ボタンを押した状態。PC 版と同じ全機能にアクセス可能
モバイル版・サイドバー展開(ホテル検索)
≡ ボタンを押した状態。PC 版と同じ全機能にアクセス可能

9. よくある使い方

9.1 単身者:会社最寄り駅から 30 分以内に住みたい

  1. 検索ボックスに「東京駅」と入力 →「検索」→ 候補から東京駅をクリック
  2. 移動手段:「電車(徒歩込み)」(既定)
  3. 「おすすめエリアを表示」をクリック
  4. 緑色(30 分以内)のエリアを目視確認
  5. 必要に応じて 15 分(青)・30 分(緑)以外の時間帯のチェックを外す
  6. 「エリア内の駅を見る」→ 駅一覧へ
  7. 詳細条件「賃貸住宅」を開いて、賃料上限 10 万円・1LDK にチェック
  8. 各駅の 賃貸 ボタンをクリック → Yahoo!不動産で物件確認

9.2 共働き夫婦:それぞれの職場から共通でおすすめエリアを探す

  1. 1 人目の職場(例:渋谷駅)を地図クリック or 検索で指定(目的地 1)
  2. 「+ 目的地を追加」 をクリック
  3. 2 人目の職場(例:新宿駅)を指定(目的地 2)
  4. 「おすすめエリアを表示」→ 両方から N 分以内の共通エリアが表示
  5. 移動手段や時間帯を調整して候補エリアを検討
  6. 候補が定まったら「Googleマイマップデータを出力」→ 家族と共有

9.3 家族 5 人:それぞれの通勤・通学先を全部考慮

最大 5 拠点まで指定できます:

  1. 父:会社 A
  2. 母:会社 B
  3. 子供:学校 C / 塾 D / 習い事 E

拠点が増えるほど共通エリアは狭くなります。1 拠点でほどよく広いエリアを確認してから 1 つずつ追加して候補を絞るのがおすすめ。

9.4 物件購入検討:賃貸 vs 中古マンション vs 新築マンション を比較

  1. 通勤先を指定して「おすすめエリアを表示」
  2. 「エリア内の駅を見る」→ 駅一覧
  3. 各ジャンルの詳細条件をそれぞれ設定(例):
    • 賃貸:賃料 15 万円・1LDK
    • 中古マンション:価格 5,000 万円・築 20 年以内・専有 50m² 以上
    • 新築分譲マンション:価格 1 億円
  4. 同じ駅でも 3 つのボタンを順にクリックして相場感を比較

9.5 戸建・土地検討:エリア内の戸建てや土地を一気に確認

  1. 駅一覧の詳細条件「中古一戸建て」で価格上限・築年数・徒歩時間を設定
  2. 各駅の 中古戸建 ボタンで Yahoo!不動産の中古戸建一覧を確認
  3. 同様に 土地 ボタンで土地物件も確認

9.1 出張:会議場の最寄り駅から 30 分以内のホテルを探す

  1. トップページから 🏨 ホテルを探す を選択(または /hotel/ に直接アクセス)
  2. 検索ボックスで会議場の最寄り駅(例:東京国際フォーラム)を検索 → 目的地として指定
  3. 移動手段:「電車(徒歩込み)」
  4. 「おすすめエリアを表示」をクリック → 30 分以内のチェックだけ残してエリアを絞る
  5. 「エリア内の駅を見る」→ 駅一覧
  6. ホテル検索の条件:チェックイン日・泊数・大人人数・予算上限を設定
  7. 🔍 楽天件数を取得」をクリック → 各駅周辺のホテル数が表示される
  8. 件数が多い駅から 楽天 ボタンをクリック → 空室検索画面(条件反映済み)に直接ジャンプ

9.2 旅行:複数の観光地を巡る拠点ホテルを探す

  1. 1 つ目の観光地(例:東京駅近辺)を地図クリック or 検索で指定
  2. 「+ 目的地を追加」→ 2 つ目の観光地(例:浅草)を指定
  3. 必要なら「+ 目的地を追加」を繰り返し、最大 5 拠点まで追加(観光地 + 食事スポット等)
  4. 「おすすめエリアを表示」→ すべての観光地から 30〜45 分の共通エリアが表示
  5. 「エリア内の駅を見る」→ 楽天件数取得 → 候補ホテルを比較
  6. 気になるホテルがあったら ★・メモで残しておく(「8/15 確認済み、空室あり」等)

9.8 友人・家族と共有:URL で送る

「結果を共有」ボタン → URL コピー → LINE / Slack / メールで送信。受信者がリンクを開くと、同じ目的地・条件で自動描画されます。

9.9 Google マイマップで保存・編集

「Google マイマップデータを出力」→ KML ダウンロード → Google マイマップにインポート。詳しくは第 7 章

10. 困ったとき

10.1 「サーバが混雑しています」エラー

経路探索サーバが時間内に応答しなかった場合のメッセージ。1〜2 分待ってから再度「おすすめエリアを表示」を試してください。

10.2 「短時間に同一IPから多数のリクエスト〜」エラー

短時間の連続アクセスを防ぐ制限です。同じネットワークから同時に大量アクセスがあった場合に発生します。少し待ってから再試行してください。

10.3 描画が遅い

10.4 描画が止まらない / キャンセルしたい

「おすすめエリアを表示」ボタン(描画中は赤の「キャンセル」)をもう 1 度クリック。

10.5 リロードしたら状態が消えた

通常は前回の状態(目的地・条件)が自動復元されます。それでも復元されない場合は、リセットボタンで一度全消去してからやり直してください。

10.6 駅一覧画面が真っ白

「おすすめエリアを表示」を実行してエリアを描画してから「エリア内の駅を見る」を押してください。駅一覧画面を直接 URL で開くと、駅データが読み込まれていない状態になります。

10.7 URL を共有したのに相手の画面で違うエリアが出る

URL は目的地の座標で共有しているので、地点情報自体は正確に伝わります。ただし、サーバの公共交通データが更新されたタイミングや、相手のブラウザのキャッシュが古い場合に細かい違いが出る可能性があります。Ctrl+Shift+R でハードリロードしてもらってください。

11. 大切な注意事項

このツールは「住む候補エリアを広く探すための目安」です。このツールは「泊まる候補エリアを広く探すための目安」です。
実際に物件を検討する際は、最終的に Google マップ・乗換案内などで 具体的な通勤時間を必ず個別にご確認ください

このツールは、平日朝 8:00 台に「公共交通+徒歩で何分以内に到達できそうか」というざっくりした目安を地図上に色分け表示するものです。あくまで「住む場所の候補エリアを絞り込む」ための入口として使ってください。

このツールは、平日朝 8:00 台に「公共交通+徒歩で何分以内に到達できそうか」というざっくりした目安を地図上に色分け表示するものです。あくまで「泊まる場所の候補エリアを絞り込む」ための入口として使ってください。

11.1 対応エリア

11.2 時刻

11.3 目的地

11.4 移動手段

11.5 到達時間

11.6 計算精度の限界

12. データソース・クレジット

データ提供元ライセンス
鉄道(公共交通データ、関東)TokyoGTFSMIT、© Akihiko Kusanagi
駅座標(駅一覧画面)駅データjpCC BY 4.0
バス(外部 GTFS)公共交通オープンデータセンター各種
バス系統情報・停留所(自前 GTFS)© OpenStreetMap contributorsODbL 1.0
地図タイル© OpenStreetMap contributorsODbL 1.0
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経路探索エンジンOpenTripPlannerLGPLv3
地図ライブラリLeafletBSD-2

付録:用語集

用語説明
到達圏(とうたつけん)ある地点から指定時間以内に到達できる範囲。本マニュアル本文では「色付きエリア」「おすすめエリア」と表現しています。専門用語では「アイソクロン(isochrone)」
目的地到達圏の起点。職場・学校・実家など。専門用語では「origin」
共通エリア複数の目的地すべてから N 分以内で到達できる領域
時間帯本ツールでは 15/30/45/60 分の 4 段階。専門用語では「cutoff」
公共交通データ(GTFS)General Transit Feed Specification。鉄道・バスの時刻表・停車駅情報の国際標準フォーマット
経路探索サーバ本ツールの裏側で、公共交通+徒歩での最短経路を計算しているソフトウェア。専門用語では「OTP(OpenTripPlanner)」
OpenStreetMap(OSM)世界中のボランティアが作成しているオープンな地図データ
スパイク計算の都合で発生する不自然な飛び出し。スパイク補正で軽減できる
KMLGoogle マイマップなどで使われる地図データの標準フォーマット
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